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頭巾旅行用

早雲寺の特別拝観+α に行って来た(神奈川)


(今回はなんか絵日記帳です)

文化の日に行った箱根湯本は紅葉にはちょっと早かった。
ちょーどやってた大名行列みたあと、早雲寺の特別拝観にいきました。
温泉は華麗にスルーして旧街道を歩く(後で筋肉痛になった)
山間の、階段がたくさんある町は歩いてて非常に楽しいです














早雲寺の特別拝観は、戦国時代の漆器だとか江戸初期の薬箱とかが床に展示されており、机の上には早雲伊勢出身説の根拠の一つになってる書状があまりにもカジュアルに置いてあったため、複製ですよね?と聞いたら本物でした。
『特別』は伊達じゃねえと思いました。



面白かったのは当時にかかれたとされる北條三代の画像は顔も服も個性がちゃんと描き分けられてたのに対し、後年土佐光起って人が書いた五代図の三代から下がアナログだけど完全コピペ状態でした。
服も顔も自分が書きやすいように描いたっぽい。
せめて氏康はコピペすんなしとおもいました。


地味にクるものがありました




帰り道サルにあいました。
後からきた人と合流して通過できました。お供えの百合の花食べるんだそうです。
あと早雲寺、今年二回侵入されたそうです。(本堂でお供えの羊羹食べたのだと)
一枚の張替えに100万かかるという襖絵が無事でよかったほんとうによかった…!



その後小田原によりました。
最近ステディな関係を築きつつあるso-unにあうためです。
お前の墓…よく管理されてたぜ…という報告も兼ねようと思いました。
あとうどんが食べたかった。とろろそばでもよかった。
 

文化の日のSO-UN///


とろろそば検索してたら店の入っている西友が、
前に流れてきて記憶の端に引っかかってたこの展覧会と同じ場所だと気づき
こいつぁラッキーだぜといそいそ向かいました。


そしてこの展覧会がすごまじかった。最初に呟いてくれた方ありがとう…

徳川家康没後400年×琳派 創世 400年 文化展


例えるならサントリー美術館とかそういう1000円以上余裕で取られる展覧会にあるレベル(と思う)名物が西友の呉服屋さんに並んでました。
西友に俵屋宗達や尾形光琳の茶道具、小物、着物などがズラリだった。
それも一目で見て綺麗だとか欲しいだとか思えるもんでした。ポカーンでした。

銀箔地に青や黒で、すきっと模様が描かれた男性用の舞扇が個人的に激しく粋うつくしかった。
俵屋宗達の子犬たちの置物はころころしていて肉球までつくられていた。
呉服屋さんだから着物も沢山あった。今でも通じるモダンデザインが集結していた

その美術品はその呉服屋さんとご縁のある真田の元家臣筋の旧家の所蔵だそうで、まだまだあるんだって…。
次はどんなのがみたい?って…聞かれてもいやぁこの路線でお願いしますと二回言って帰ってきました。
無料なのが申し訳なく思うレベルでした。
来年も開催してくださるそうです。行くぜ…


これにて絵日記おしまい。
とろろそば美味しかったです(完)




     
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