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頭巾旅行用

米沢探訪:謙信探しと景勝展に行ってきた:前編


2016年6月、米沢に行きました。
目的は 謙信のお墓参り&生遺物を拝む&上杉博物館での景勝展見学 です。


上杉家は謙信の死後、会津→米沢と引越しを余儀なくされたので
謙信の遺骸の入った甕や、生前使っていた持ち物などは持っていかれて、
もともとの拠点だった上越市にはあまり残っていないのです。


ものすごく暑かったです。
ここからしばらくの写真がなんか白茶けているくらい暑い。



いきなりアウェーを感じさせる義と愛。
ここは謙信ではない、景勝と与六の地。



        \超オススメ♡/



宮坂考古館は駅から近くて、しかも収蔵品が鎧や火縄たっぷりで
すごく見ごたえがあります!必見むしろ上杉博物館よりも ゲフゲフン




憲政プレゼンツの謙信のトンボの鎧垢抜けててかこいい。
上杉憲政さんご本人の鎧もすごい上品シックなオシャレさ。セレブは違うのか…
観音と雲の前盾の流行を始めたのは誰?



個人的好み一等賞は 潟上秀朝さんの鎧!!です!!!

小島弥太郎の鎧が若干ヤンキーセンス。
絵にもかいてありますが並んでると弥太郎下品www 個性があってみんないい。
目録を買おうと思ったのになぜか後の上杉博物館にも置いてあるだろうと思いこんで
結局買えずじまいでした…なんでそう思った。




ここですでにフラフラになった友達(最上家臣)と合流。
駅に戻ってレンタサイクル→飯→上杉家廟所へ

結構離れているのでレンタサイクルめっちゃオススメ。





ウコギの垣根!!これが有名なウコギ!
兼続が持ってきて、鷹山さんが励んだ!ウコギ!!義



 

角を曲がるといきなりホーリーな雰囲気の上杉家廟所



…でお会いした虎猫。
お会いしたおじさまに聞くに名前はみたまやに住んでいる「たま」ちゃん。
謙信の墓所に入っていきました…


 

やっと会えた生(?)謙信!!
ここに鎧を着た状態で漆を満たされた甕に納められている
上杉謙信の「御尊骸」が安置されています。
色んなミステリーと謎を抱えたまま眠っています。



↓ 廟所の中で一番古い二代目景勝の墓所

 



         \法号・宗心/
 

個人的に大層萌えました、法号・宗心。(一番左列)
謙信が第一回上洛の時に京都大徳寺からいただいた法号・宗心。
どういう気持ちで受け継いだのか考えるとご飯が進みます。

このブログアップ後に同好の最上家臣から
「旅行ブログ、霊廟で案内のおじいちゃんが「甥だったんですよ」とか言っただけで
ドゥフフってオタク笑いした餓えたオタクの話が抜けてるぞ!」
といわれたので追記します…(無意識)



廟所から一番にぎやかな上杉神社があるエリアに向かいます。
博物館もそこにありますが、それは次の日に一人でにやにや見に行くのです…



途中で見つけた吸引力すごい看板のお寺




 / わし 戦勝と神仏にはちょっとうるさい^^ \

 







上杉謙信祀堂跡 

元々「謙信公御尊骸」は米沢城内にありました。幕末まで置いてありました。
だから先ほどの廟所の建築は景勝が一番古く謙信が一番新しい。

謙信の遺骸(の入った甕)は景勝、越後に置いていこうとしてました。
理由は愛憎どっち面でもいろいろ想像できて楽しいなのですが
会津を経て米沢ではこの近さです。
城からすぐそこ。藩主の屋敷からもすぐそこ。
会いにいける叔父。
会いにいける養父。




………重い







昔はきっとお堂が建っていてその下に安置されていたのですね
春日山城の不識院によく似ている感じです。









素敵な鷹山神社



 
うわ…上杉分家多すぎ…?












                 \祭神・上杉謙信/





上杉神社です!お隣には宝物殿があり、明日のおたのしみとなりました。
雰囲気のいい神社です。
何時もごめんなさいと謝っておきました。




上杉神社そばの売店にあったモノトーンの缶バッジ。
モノグラムっぽくてかわいくないですか??
(いまだ勇気なくつけられていませんが…)

 




公園の一角にある上杉伯爵亭の庭と
暑さと歩き詰めで疲労困憊の最上家臣(友人)






駅のまん前の、建物二階の喫茶店は空調大変ありがたく生き返りました。
ご飯もりもりでイチゴミルクもすごかった。

そんな謙信探し1日目。次の日は友人と別れ、
独りで宝物殿や景勝展の資料をじっくり嘗め回し、林泉寺にも向かう計画です。

―後編に続きます―
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