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頭巾旅行用

「上杉謙信がやってきた」展にいってきた!

(企画展佐野郷土博物館で6月14日まで!)

記事は自分用備忘録みたいな感じでぐだぐだです。
謙信関係の記事は下の方にまとまると思います。
よろしかったらどうぞ。






都内で用事→埼玉で二泊お仕事(初めての場所)→午後三時に終わって
『感覚的に来た電車に乗って大丈夫じゃろうか どこ行くんだこれ』
とか呟きながら思いつきで栃木に向かう。スマホ大活躍。

当初は佐野市の企画展と、栃木市の「謙信平」という見晴らし台に行こうと考え
『ウオオオオ両毛線ウオオオオ!行きたいとこの点と点つながって見えた線がウオオオオ』
とか原始的に喜んだりしたんですが、謙信平の方は友達がありがたくも
怪談音声つきナビしてくれるそうなのでまたの機会にしました。
近くの大中寺ってお寺は北条方と謙信の講和?の舞台らしいので
是非めっちゃ調べてから乗り込みたいです。

初日はメインの企画展がある佐野で一旦降りて物見。
遅い時間だったので厄除け大師もしまってました。
観光センターで情報を集めた結果、唐沢山城は断念かなーと思う。
夕食、佐野ラーメン食べる。
スープが…あの…もう少し麺、少なくていいです…

 
 
 


ねぐらは以前来たことがあったという理由で足利にしました。
少し離れてましたが二日風呂に入れなかったのでw浴場ありがたし…!
有名な足利学校と鑁阿寺に加えて町並みも素敵な足利市です。


次の日の朝は散歩を兼ねて、前回行けなかった足利織姫神社に行きました。
眺めが良いです。いけなかったけど裏手には足利城跡があります。


 


この帰り道、謙信に関係あったらもうけだなと思い
地図にあった「長尾弁天」という神社に行ってみました。

 
 

 



大当たり! 謙信の親戚で文通相手でしたー!
本名は長尾厳島神社、昔、織姫神社の裏手の山にあったお城の守りとして
「長尾七弁天」として配置したものの一つだそうです。

昔より さだめし四方(よも)に 立ち帰り おさめさかふる 千代の初雪

というかこの立て札で嬉しくなって裏手があることに気づかなかったです。
詳細はこちらのブログが詳しく書かれてらっしゃいます。
(忍者とFC2じゃトラックバック使えないのか…)


こうして足利を離れ、関ヶ原以来の電車の本数が一時間に一本にブルブルしつつ
かなり強い日差しにあぶられながら結構歩いて ついにやってきた(私が)

 


撮影禁止なので写真はありませんが
物凄く見たかったものに思いがけず出会えてブルブルしましてん。

国宝『上杉輝虎願文』!!!
たんりょをやめ けなけを致事においてハ
きらいみちなく 人にかうしやう(高尚に)ニ見られ 

…という気短と人目を気にしてる、直筆といわれている願文です。
一目でわかる安定のひらがなwww
いいたいこと全部ぐちぐちつらつらきれ~な字で書いてハイ終わり!みたいな。カワイイ

あと謙信のではないけどそこの半紙に今書いたような
めっちゃ保存状態のいい国宝の書状とか(願文も国宝だけど)
複製だけど出来の良い屏風とか、所用の剣とか!ブヒイイィイ!!

米沢の上杉博物館からの貸し出しのようなのですが
ゆ~~っくりみれて、博物館の方も親切に沢山解説いただいて
他に人が居なかったので謙信の太刀スケッチできてしやわせでした。
そして大関ヶ原展東京後期で姫鶴一文字見れなかったかなしみを昇華する。
今度ちゃんと覚え書きとして清書したいです。

 


あと企画展の中で謙信の日本画が展示してあったのですが、
作者の小堀鞆音さんは甲冑好きが昂じて御自分でも作ったり監修したり、
お師匠におめぇ本業の絵かけよっていわれた程で、
だからこそこの方の甲冑の絵は極めて正確だとか。
ここで実際絵を拝見する前から鞆音(ともと)ていう名前がすごい好きで
なんか頭の中に引っかかってたのでその意味でも来てよかったです。

あと佐野市の郷土の偉人、足尾銅山事件に奔走した田中正造さんの仲人?かなにか
関わりがあったと思います。田中正造さんもすげえ絵が上手かった。
30代のころのメモ書きが、すごく紙面が小さいのですが丁寧に書かれた小さな字、
筆でかかれた図面、すげかった。
本物ですか?って聞いたら本物だった。正造…///(トゥンク)した。
前日閉まっていた厄除け大師にお墓がありました。

 

鳩もカッコイイ…///


これで唐沢山城跡を見回れれば最高だったのですが、
残念、佐野城跡だ!!(駅から直結)

 

↓東斜面
 

↓埋め戻された石垣とか
 
 
……
城跡よく分かる人なら面白いのかもですね。
ここの蚊、すげえ動き激しいです。


駅(佐野城)に向かう途中に立ち寄った星宮神社。
遠くからでも分かったこんもりした古そうな森がいい風情でした。

 


そんな感じで突発で唐沢山城跡に登れなかったのは残念でしたが
事故なくどうにか帰ってこれてよかったです。
ぐだぐだでごめんなさい。ありがとう佐野。


次は謙信平(大中寺)だ…
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